何科を受診すればいか分からない!症状例から対応診療科を説明します

こんにちはアラフォー看護師のぶりん@noburin5213です。

外来で看護師をしているのに、こんなこと言っちゃうのはお叱りを受けそうで怖いのですが、患者さんの「症状確認」というやつがとっても苦手です。

私が勤めている病院は地域にある中小病院なので、フロントナースという患者さんの病状確認をして診療科を振り分ける看護師が週に3日しかいません。なのでフロントナースがいない日は外来看護師が対応することになっています。

内科なのか外科なのか判断し振り分けたり、どっちの症状とも取れるときはどちらを先に優先して受診するのかを判断しなくてはいけません。

しかもご案内した診療科先でこれは先に内科に行かないととか、これは皮膚科だろとか言われたりするとほんと面目ないと言うしかなくなるので…。(たいがい他スタッフにも確認しますけど)

そこで自分の勉強もかねて診療科に迷ったときに何科に受診すればよいかのかを例をあげて説明します。

足が腫れている

足がパンパンに浮腫んでいるときも足が腫れてますと患者さんは言いますので、まず患部を確認して浮腫んでいる場合はまず、内科へご案内します。

身体に水が溜まっていると分かりやすいのがひざから下の足で、指で足のすねを押さえると指の跡が付きます。これは心臓の機能悪化によって血液循環が悪く、うまく血液が心臓へ返っていないからか、腎臓の機能が悪ければ尿としてうまく水分が排泄されず浮腫んでいるのかなどが考えられるためそういった病気が隠れていないか内科で調べてもらうためです。

内科で問題なければ、足のリンパが滞っていることも考えられるので内科から血管外科に紹介することもあります。

足が赤くなっており部分的に腫れているときは、傷から菌が入り感染により赤く腫れているか、傷を負うような覚えもぶつけた覚えもない場合は「痛風」の可能性も考えます。

「痛風」の場合は尿酸値を採血で測定することで診断できるので、内科で薬を出してもらうことができます。内科か整形外科か迷うときに、ぶつけた覚えがある場合や外傷を負った形跡がある場合はまず整形外科をご案内しています。

背中が痛い

背中が痛い場合も外傷があれば整形外科を案内するのですが、尿管結石でも腰上のあたりが痛くなったりしますので「じっとしていても痛い」場合や背中をこぶしでたたいて痛みが響く場合は泌尿器科へご案内しています。

肺に異常があると背中や胸が痛む場合もあるので「呼吸が苦しい」感じがあるかなどを確認し内科への受診が必要な可能性があれば内科へご案内します。

身体にぶつぶつができている

どちらにせよ皮膚の症状は皮膚科へ行く方が早く診断してもらえると思うのですが、内科受診に来てしまった場合かゆみなどが伴うようなアレルギー反応が考えられる場合は内科でも薬を処方してもらえるので内科に案内しています。

お腹から腰、背中にかけて水疱状の湿疹ができて痛みが伴う場合は、帯状疱疹の疑いがあるため皮膚科へご案内します。

手がしびれている

どちらか片方だけ急に手に力が入らなくなった、口が動かしにくいなどの症状があれば脳の病気を疑いますので内科をご案内します。
自宅から病院に電話での相談であれば脳神経外科を掲げている病院へ受診してもらうよう説明します。

しばらく前から両手の指に力が入りにくくなった、お箸が持ちづらくなったなどがあれば首の脊椎での神経が圧迫されて出ている症状の可能性があるため整形外科へご案内します。

鼠径部が腫れている

明らかにぽっこりと盛り上がっていれば鼠経ヘルニアの可能性が高いため、外科へご案内します。リンパ節が腫れているような腫れであれば一旦内科へ受診してもらうよう説明します。

目の奥が痛い

目そのものに炎症があったり、目にもやがかかるなどの場合は眼科受診してもらうのですが、目そのもには症状がなく目の奥に激しい痛みがある場合は脳の病気の可能性があるため脳神経外科を掲げている病院に受診してもらいます。
片頭痛からくるような痛みであれば、内科受診してもらい痛みと目を処方してもらうこともできます。

顎が痛い

耳の下あたりには耳下腺というリンパ節があるのでそこが感染などで腫れて痛みが出る場合があります。
そういう場合は内科で診てもらうことができるのですが、顎そのもののことは診れないので口腔外科に行ってもらう必要があります。
顎の関節がカクカクいうか、動かしたときに痛みが伴うかで判断します。開業医さんがやっている歯科でも口腔外科と掲げている病院へ受診してもらうよう説明しています。

まとめ

看護師でもどこの科に受診するべきか迷うのに、患者さんが迷うのは当然かなと思います。
お家で自分の症状はどこの科にかかればよいか迷われた場合は、総務省消防庁が推進している事業の「救急安心センター」へTELすると案内してくれるというサービスがありますので利用してください。

救急安心センター #7119 

 

平成29年10月末現在、全国10地域(北海道札幌市周辺、宮城県、埼玉県、東京都、神奈川県横浜市、大阪府内全市町村、奈良県、兵庫県神戸市、和歌山県田辺市周辺、福岡県)で実施されている。

救急安心センターを実施していない地域は、全国都道府県の医療機能情報提供サイト一覧 を参考にしてみてください。

大阪の救急安心センター案内


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