【看護師】訪問入浴のお仕事のいいところ悪いところって?

こんにちはアラフォー看護師のぶりん@noburin5213です。

単発バイトをしている看護師さんに多いのが、訪問入浴。
週1回などから入れる案件も多く、常勤として働きながらお金を貯めるためにバイトをしている看護師さんも多くいます。

単発バイトでの訪問入浴が気になってはいるもののどんなものかいまいち分からないし、実際にバイトすることに躊躇している方も多いかと思います。

そんな訪問入浴ってどんな感じなの?と疑問に思っている看護師さんへ実際に働いてみた訪問入浴のお仕事について紹介したいと思います。

訪問入浴ってどんな人が利用するの?

多くは介護保険制度を利用し、一人では入浴の困難な高齢者に自宅で入浴していただくサービスです。

ですので介護保険を利用できる方が対象となります。

訪問入浴の利用条件

・65歳以上の要介護1~5の介護保険利用者

・65歳以上の要支援1~2で自宅に風呂がないなどの理由がある介護保険利用者「介護保険予防訪問入浴」

40~64歳までの「第2号被保険者」で特定疾病を有するもの
【16種の特定疾病】
末期がん、関節リウマチ、筋萎縮性側索硬化症、後縦靭帯骨化症、骨折を伴う骨粗しょう症、初老期における認知症、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病、脊髄小脳変性症、脊柱管狭窄症、早老症、多系統萎縮症、糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症、脳血管疾患、閉塞性動脈硬化症、慢性閉塞性肺疾患、両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

※デイサービスでの入浴が困難や訪問介護での入浴介助が困難な方が多く寝たきりなどの重傷な患者さんが多いです。

訪問入浴のメンバー構成

看護師1名と介護者2~3名で行います。
重い荷物も多く、寝たきり患者を浴槽に運ぶ必要などあるため1名は男性の介護者が入ります。(入浴オペレーターと呼ばれる)

訪問入浴メンバーの役割

  1. 看護師は利用者宅に到着すると最初にまず、バイタルサイン測定を行い利用者が入浴できるかどうか判断します。
  2. オペレターと介護者は浴槽を運び入れ湯の準備を行います。
  3. 看護師が利用者の衣服を脱衣し、メンバー全員で利用者を浴槽に運び、一人の介護者と看護師で入浴介助を行います。
  4. 入浴後は介助者とオペレーターが浴槽の掃除と後片付けを行い、その間に看護師は褥瘡処置や皮膚保護材の塗布、貼薬貼用などの処置を行い衣服を着衣させます。
  5. 看護師が入浴後のバイタルサインを測定し異常がなければ終了です。

役割ごとのチームプレイで円滑に業務を行います。

訪問入浴の1日の流れ

  • 8:30
    事業所に出勤
    訪問入浴出発まで利用者の情報収集を行う
  • 8:45:00
    訪問入浴車にて利用者宅へ向かう
    向かう車中でメンバーへ利用者情報(身体情報や注意点など)を申し送り
  • 9:00
    午前中2~3件訪問
  • 12:00
    昼休憩
    移動場所により事業所に帰って昼休憩をとる場合と事業所に戻る時間がない場合は車中で昼食、休憩を済ませる。
  • 13:00
    訪問入浴午後スタート
    午後3~5件訪問
  • 16:30
    事業所へ戻る
    事業所に戻ったら残っている利用者の記録を行う
  • 17:00
    退勤
    時間は押す場合もありますが残業代がつきます。
  • 7件目超えたあたりからは結構きつい。でも、あと少しってがんばる!

    訪問入浴のよいところ、悪いところ

    よいところ

    • お風呂に入ってもらうことで、爽快感やリラックス効果が得られるので利用者さんに満足してもらえる。
    • 日によっては利用者さんの都合や体調などにより、訪問回数が少ないときがある。(そういう日は体が楽。ただ早く帰らされる場合があり時給が減ることもある。)
    • 時給がまあまあ高い。時給はだいたい1,500~2,000円
    • 病院と違い看護師は一人であるため、人間関係に消耗しない。
    • 利用者さんだけでなく家族にも感謝してもらえる。
    • お風呂に入ることを楽しみにしてくれる。
    • 複雑な医療処置はほぼない。(精神的に楽。)

    訪問入浴は喜んでもらえることが多いので、とてもやりがいがあります。

    悪いところ

    • 夏場はかなり暑い。(高齢者は冷房嫌いの人が多く冷房が入っていないこともある)
    • 体力を消耗する。
    • 車での移動が多いため、車酔いする恐れがある。
    • 利用者、家族ともに入浴を希望されているため、バイタルサイン測定で入浴リスクが高いときに断りづらい
    • 勝手な医療処置はできない。(間違った褥瘡処置だと思ってもあまり強く言えない)
    • 入浴介助時、手袋を使えない。(結構多いようです。感染が気になる場合、自腹で持参し使用許可をもらった方が良い。)

    訪問入浴で注意するところ

    羞恥心に配慮する

    羞恥心から訪問入浴を拒否される利用者さんもいらっしゃいます。
    何度か入浴してもらううちに受け入れてもらえることが多いですが、人前で裸になり見られながら入浴するということで羞恥心を抱いていることを忘れないようにすることが大切です。
    できる限り、肌を露出させない工夫をしましょう。

    利用者さんの入浴方法を尊重する

    今までの長い人生でお風呂の入り方も人それぞれの習慣があります。
    頭は体を洗ってから洗いたい方や、顔は清拭するのではなく体を起こし顔をお湯で流したい方などいろいろあります。
    その人のやり方を尊重しすることで、入浴の満足感も高ります。

    全身の観察を行う

    入浴時は全身の皮膚状態をチェックする絶好の機会ですので、病院と同様ですがしっかり観察し、新たな褥瘡や発赤、傷などがあれば家族へ報告し主治医や訪問看護師に伝得ることも重要な役割です。

    訪問入浴に向いている人、向いてない人

    訪問入浴に向いている人

    単発バイトでそこそこ稼ぎたい

    時給がそこそこいいのと1日しっかり働けるので週に1回でも割と稼げます。

    急性期が苦手

    介護要素が強いため、医療処置が少なく急性期のように張り詰めた精神状態で働くということはありません。普段急性期病棟で働く看護師さんが訪問入浴の単発バイトに来て、リラックスして働けるから精神的にいいと言ってました(笑)

    訪問入浴に向いてない人

    体力のない人

    重い荷物を持ったり浴槽の設営などは介護士さんがしてくれますが、衣服の着脱は看護師が一人でするため割と体力を消耗します。

    医療行為でやりがいを感じる人

    介護がメインとなるので医療行為はほぼなくやりがいを感じられないと感じる人もいるかと思います。

    急性期病棟で疲れた人、単発バイトをしたい人にお勧め

    介護がメインとなる仕事のため体力がいりますが、入浴を通してゆっくりと利用者さんと関わることができる仕事です。

    時給も高いので単発で稼ぐにはいいお仕事だと思います。

    訪問のメインは介護であるため、介護士さんとのチームワークが仕事をスムーズに行っていくためにとても重要となりますが、周りと協力し合い利用者さんを笑顔にすることができ、とてもやりがいを持って取り組めるお仕事だと思います。


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