【逃げる血管】採血が取れない引けない時の対処法とコツ

こんにちはアラフォー看護師のぶりん@noburin5213です。

看護師をする上でどうしても避けることことができない業務…。

そうそれは採血!

新人さんはまずこの難題にぶち当たりますよね。

 

夜勤における朝の採血や入院時のルートキープがうまくいかないと他の業務が滞り、さらに焦ってしまって失敗するなどの負のループに陥ります(地獄)

あ”ぁ”~どうしよう入らないよう

採血が取れない!引けない時の対処法とコツについて、のぶりんが実践しているプチテクニックをお伝えしたいと思います。

まずは血管探し

とにかく探せ探すんだ!採血するのに一番重要なのが血管探し。見た目に無くても指で触れる血管があるはず。

まずは肘の真ん中(正中皮静脈)を確かめて無ければ外側(撓骨側)に少しずつずらして触れていきます。結構な外側に良い血管がある場合もあるのでしっかり確かめましょう。また前腕は間違いなく探すと思うのですが、上腕部に良い血管がある場合があります。とにかく触って触って探しましょう。

こんな血管には注意

指で触れてコリコリしている固くて細い血管は、動脈硬化がひどく血管壁が固いため針が刺さりにくく血管が逃げやすいです。また内腔が狭いので血液が引けない可能性が高いです。ほかに血管がないと思うと刺したくなりますが、勝算は低いのでもうちょっと頑張って弾力のあるプリッとした血管を探してみましょう。

一度駆血帯を外してみる

太さはあるが触った感じが固い時、血管なのか筋なのか分からない時は一度駆血帯を外してみます。動脈硬化の強い血管は駆血帯を外しても血管の大きさが変わらないし、であればもちろん大きさは変わりません。騙されないためにも確かめてみることが大切。

また、駆血帯をを強く締めすぎていると動脈の血流も止めてしまい血液が返ってこないということもあります。

血管を固定しよう

これだという血管に目星をつけたら、針を持っていないほうの手でしっかり皮膚を伸展させて血管が逃げないようしっかり」固定!これが甘いと血管が逃げてしまい刺さりにくくなります。見た目よく出ている血管も血管壁が固いものがあり逃げる場合があるので油断せずどんな血管もしっかり固定しましょう。

針の角度と進め方

皮膚に針を刺すときの角度は5°前後で十分だと思いますが、血管に刺さったら角度を水平にして血管内腔に少し進めます。例えるなら金魚すくいのポイの使い方のように斜めにすっと入れて水平にしてすくうような要領です。

血管に入ったはずなのに血液が返ってこない

針先が血管壁付近にあったり、静脈弁にくっついていて血液が返ってくる穴をふさいでいる可能性があります。ほんの少し針先を引くと静脈弁から針先が離れて血液が返ってくる場合があります。また逆に針を少し進めると返ってくる場合もあります。

 

 

血液が途中で引けなくなった

順調に血液が返ってきていたのに途中で引けなくなった!ということが多々あります。血液が返ってきているので血管内腔に針が入っているのは間違いないはず。なので考えられるのはやはり血管壁か静脈弁に針先があることです。対処法は2つ

  1. 針先の角度をつけてみる。
  2. 針先を引いてみる。
  3. 針を刺している血管を引っ張ってみる。

1.針先の角度をつけると血管壁または静脈弁にくっついていた針先が外れ、針先の穴へ血液が入るようになります。
※点滴などの滴下の落ちが悪いときに翼状針の下にアルコール綿花などを置いて針先が下向き加減にすると滴下がよく落ちるようになることがあります。それと同様の要領です。

2.上記説明と同様ですが、針先を引くことで針先に当たっていた静脈弁や静脈壁から離すと針穴から血液が流入し血液が返ってきます。

3.では皮膚を伸展させ血管を固定して針を刺すため、皮膚の伸展をやめると血管が元の位置に戻ってしまい針先が血管壁や静脈弁にくっつくことが考えられます。もう一度皮膚を伸展させ血管を穿刺した時と同じ位置に戻すとと針先が内腔に入り血液が返ってきます。

患者さんに聞く

何度も採血をされている患者さんでは「いつもどこから採血してもらうことが多いですか?」と聞くと「う~ん、ここら辺からしてもらうことが多いかな」と言って場所を教えてくれることがあります。教えてもらった場所をぷにぷに押しながら探していると良い血管を見つけることができたことが結構あります。いつも採血をされている場所を分かっている患者さんにしか通用しませんが、聞いてみるといいかもしれません。

他病院の採血上手な看護師さん 血管を見つけてくれて ありがとうございます!

 

 

採血は患者さんが痛みを伴う検査なのでできる限り1回で終わらせてあげたいですし、失敗しようと思って針を刺す看護師はいないと思います。

採血が苦手を少しでも克服できることに貢献できれば嬉しいです。


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